日本語講師としての潜在能力を開花させましょう

有資格の日本語講師に対する需要は、特に成人学習者が柔軟かつ効果的な指導を求めるオンライン学習環境において、引き続き高まっています。しかし、日本語を母国語とする人の多くは、第二言語習得、習熟度別指導、オンライン教授法に関する正式な訓練を受けていません。このコースは、仮想環境で成人学習者に効果的に日本語を教えるために必要な理論的知識と実践的スキルを習得することで、このギャップを埋めることを目的としています。

このコースでは、ACTFL 能力指標や CEFR レベルといった国際的に認知された指導フレームワーク、および成人学習理論や感情フィルター理論の原則を取り入れることで、講師が学習者を惹きつけ、言語習得を促すような、学習者中心の魅力的なレッスンを展開できるようになることを目指しています。さらに、シカゴ日米協会では有資格の日本語講師のニーズが高まっているため、このコースは、JASC での講師に興味のある方にとって、言語教育者としてのキャリアの見通しを広げるだけでなく、講師としてのスキルアップの機会にもなります。

コース概要：

この8週間の専門能力開発コースは、オンラインで成人に日本語を教えたいと考えている日本語話者を対象としています。参加者は、言語能力の枠組み（ACTFL、CEFR）、成人学習理論、感情フィルター理論、およびバーチャル指導のベストプラクティスに関する強固な基礎を習得します。コースの締めくくりとして、JASCでの指導機会の可能性を評価するための模擬授業を行います。

コース講師：マリオン・フリバス・フラマン博士

マリオン・フリバス＝フラマン博士は、言語教育の経験が豊富な教師教育者、カリキュラム開発者、言語評価の専門家であり、言語を効果的に教えるための教師のトレーニングに精通しています。教育学博士である彼女は、25年以上にわたり、公立学校、高等教育機関、教師の専門能力開発に携わってきました。

フリーバス＝フラマン博士は、そのキャリアを通じて、第二言語教育者の育成と指導に携わってきました。専門分野は、第二言語習得、カリキュラム設計、少数派言語話者の評価、オンライン教授法などです。米国と日本の大学で教鞭をとり、多様な学習者向けの評価フレームワークを開発し、研究に基づく教授戦略を教育者に習得させるための専門研修プログラムを主導してきました。

また、シカゴ日米協会のエグゼクティブ・ディレクターとして、有資格の日本語講師のコミュニティ構築に尽力しています。本コースでは、日本語ネイティブスピーカーが有能な教育者となるための力を与えるというフリーバス＝フラマン博士の情熱が反映されています。ACTFLやCEFRなどの世界的に認められた指導フレームワークや、成人学習やオンライン指導におけるベストプラクティスを活用しています。

このコースの参加者は、フリバス・フラマン博士の教師トレーニングにおける豊富な経験から、効果的なオンライン日本語講師になるための実践的なスキル、専門家の指導、体系的なフィードバックを得ることができます。